文部科学省「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業

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平成28年度文部科学省「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業
ビューティビジネスにおける国際通用性のある中核的専門人材養成機関の教育プログラム開発事業

分野名

クリエイティブ(美容)

事業名

ビューティビジネスにおける国際通用性のある中核的専門人材養成機関の教育プログラム開発事業

実施するプロジェクト

職域プロジェクトA
(地域版学び直し教育プログラム等の開発・実証)

代表機関

代表機関(申請法人)等

法人名 学校法人メイ・ウシヤマ学園
理事長名 山中 祥弘
学校名 ハリウッド大学院大学
所在地 東京都港区六本木6-4-1 六本木ヒルズハリウッドプラザ

事業責任者(事業全体の統括責任者)

職名 理事長
氏名 山中 祥弘
電話番号 03-3408-5020
E-mail yamanaka@hollywood.ac.jp

事務担当者(文部科学省との連絡担当者)

職名 国際交流センター長
氏名 川島 鋼太郎
電話番号 03-3408-5020
E-mail kawashima@hollywood.ac.jp

構成機関・構成員等

構成機関(機関として本事業に参画する学校・企業・団体等)

ハリウッドビューティ専門学校 調査
北京財貿職業大学 調査
台湾新竹光復高級中学 調査
大韓美容師会中央会付設ビューティ産業研究所 調査
全日本美容講師会 審査委員
東京都美容生活衛生同業組合 審査委員
有限会社アクシス 審査委員
株式会社きくや美粧堂 審査委員
株式会社田谷 教材
株式会社柿本榮三美容室 カリキュラム
株式会社きくや美粧堂 カリキュラム
株式会社ガモウ カリキュラム
有限会社サロンドユーゥ カリキュラム
株式会社ソシエ・ワールド 教材
株式会社リクルートライフスタイルBeauty総研 調査
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ 進学総研 調査

構成員(委員)の氏名

山中 祥弘
ハリウッド大学院大学学長
実施委員長
山中 ジェニー
ハリウッドビューティ専門学校校長
実施副委員長
張 芳茵
北京財貿職業学院 客員教授
調査WG委員
蒋 曼文
台北城市科技大学 客員講師
調査WG委員
宋 姈優
大韓美容師会中央会付設ビューティ産業研究所 所長
調査WG委員
渡邊 雅美
全日本美容講師会 常任創作委員
審査委員
福島 吉功
東京美容家集団 会長
審査委員
佐藤 友彦
有限会社アクシス取締役
審査委員
増保 利行
株式会社きくや美粧堂代表取締役社長
審査委員
石田 範之
株式会社田谷営業管理グループ長
教材WG委員
柿本 哲
株式会社柿本榮三美容室代表取締役社長
カリキュラムWG委員
蒲生 典子
株式会社ガモウ取締役
カリキュラムWG委員
渡邊 邦夫
有限会社サロンドユーゥ専務
教材WG委員
須藤 政子
株式会社ソシエ・ワールド代表取締役
教材WG委員
野嶋 朗
株式会社リクルートライフスタイルBeauty総研顧問
調査WG委員
三浦 勝寛
リクルート進学総研所長
調査WG委員
富田 正次
全国定時制通信制高等学校長会 事務局長
調査WG委員
上別府 隆男
福山市立大学教授
調査WG委員
青沼 水門
ハリウッドビューティ専門学校顧問
カリキュラムWG委員
寺本 義也
ハリウッド大学院大学教授
カリキュラムWG委員
ミヤ ドゥイ ロスティカ
ハリウッド大学院大学客員研究員
調査WG委員
レ ニュー ゴック
ハリウッドビューティ専門学校講師
調査WG委員

審査委員会の構成員(委員)

渡邊 雅美
全日本美容講師会 ヘア部門創作委員
審査委員長
福島 吉功
東京都美容生活衛生同業組合 麻布支部長
審査委員
佐藤 友彦
有限会社アクシス取締役
審査委員
増保 利行
株式会社きくや美粧堂代表取締役社長
審査委員

実施委員会における下部組織(調査WG)の構成員(委員)

上別府 隆男
福山市立大学教授
調査WG委員長
張 芳茵
北京財貿職業学院 客員教授
調査WG委員
蒋 曼文
台北城市科技大学 客員講師
調査WG委員
宋 姈優
大韓美容師会中央会付設ビューティ産業研究所 所長
調査WG委員
野嶋 朗
株式会社リクルートライフスタイルBeauty総研顧問
調査WG委員
富田 正次
全国定時制通信制高等学校長会 事務局長
調査WG委員
ミヤ ドゥイ ロスティカ
ハリウッド大学院大学客員研究員
調査WG委員
レ ニュー ゴック
ハリウッドビューティ専門学校講師
調査WG委員

実施委員会における下部組織(カリキュラムWG)の構成員(委員)

寺本 義也
ハリウッド大学院大学教授
カリキュラムWG委員長
柿本 哲
株式会社柿本榮三美容室代表取締役社長
カリキュラムWG委員
蒲生 典子
株式会社ガモウ取締役
カリキュラムWG委員
青沼 水門
ハリウッドビューティ専門学校顧問
カリキュラムWG委員

実施委員会における下部組織(教材WG)の構成員(委員)

須藤 政子
株式会社ソシエ・ワールド代表取締役
教材WG委員長
石田 範之
株式会社田谷営業管理グループ長
教材WG委員
渡邊 邦夫
有限会社サロンドユーゥ専務
教材WG委員
三浦 勝寛
リクルート進学総研所長
教材WG委員

実施委員会における下部組織(プロジェクト運営会議)の構成員

各WGの決定に基づき、キャリアフレームワーク、カリキュラム、シラバス、指導要領、キャリアアセスメントツール等について具体的な検討を行う「プロジェクト運営会議」を組織する。
本組織は基本的に学校法人メイ・ウシヤマ学園に所属する教職員によって構成される。

川島 鋼太郎
メイ・ウシヤマ学園国際交流センター長
委託事業事務局長
寺脇 由紀
ハリウッド大学院大学准教授
委託事業事務局
蓑地 章子
ハリウッド大学院大学助手
委託事業事務局
宮川 淳
ハリウッド大学院大学事務局
委託事業事務局
寺本 義也
ハリウッド大学院大学教授
カリキュラム
横澤 利昌
ハリウッド大学院大学教授
シラバス
平野 文彦
ハリウッド大学院大学教授
シラバス
中川 登紀子
ハリウッド大学院大学准教授
指導要領
小川 朝子
ハリウッド大学院大学助手
カリキュラム
伊東 昭彦
ハリウッドビューティ専門学校副校長
キャリアアセスメント
本田 あけみ
メイ・ウシヤマ学園キャリアセンター長
キャリアアセスメント
福士 寿美江
ハリウッドビューティ専門学校教務主任
指導要領
大住 恭仁子
メイ・ウシヤマ学園委託事業専任スタッフ
全般的業務支援
中村 多美子
メイ・ウシヤマ学園委託事業専任スタッフ
全般的業務支援

事業の実施体制(イメージ)

事業の実施体制(イメージ)

事業の内容等

本年度事業の趣旨・目的等について

事業の趣旨・目的

本事業ではビューティビジネスにおけるトータルビューティの各領域(ヘア、メイク、エステ、ネイル等)について、国際通用性のある中核的専門人材養成機関の教育プログラムを開発する。
本学はこれまで、各領域のスキル・知識体系、学修ユニット等から成る実践的なキャリアフレームワークを構築し、教材等を開発して、日本、中国、韓国、台湾で実証実験講座を重ねてきた。
本事業はその経験を活かして、中核的専門人材を養成する国際通用性のある教育プログラムとしての集大成を図るものである。
その目的のために、本年度事業では、まず、アジア諸国における美容サロン内教育や職業高等教育機関のカリキュラムの比較・分析、職業教育に関する国際的な質保証の動向調査等を行い、その結果を踏まえたカリキュラム、シラバス、指導要領、キャリアアセスメントツール(アセスメントシート、テスト)等を開発・検証し、国際通用性のある中核的専門人材の教育プログラムとして完成させる。
本事業の完遂は、専門職大学院等の高度専門人材育成機関、美容専門学校、各種サロン内教育・研修プログラム間の接続を円滑なものにし、国際的に通用するビューティビジネス人材育成の生産性を高め、中核的専門人材の充実を実現する。

目指すべき人材像・学習成果【A】/教育カリキュラムを受講した生徒が目指す人材像【B】

トータルビューティの各領域(ヘア、メイク、エステ、ネイル等)の中核的専門人材として、国際的に通用する高度な技術、顧客満足度の高いサービス、生産性の高いサロンマネジメントの実践により、美容サロンのサービスレベルやブランド力向上に貢献できる人材

本年度事業の内容

会議

会議名① 実施委員会
目的
  • 本事業の実施内容について責任を負う機関として組織する。
  • 本事業の実施方針を決定し、事業成果のとりまとめを行う。
  • 事業計画の検討事項(承認、変更等)に関する決定を行う。
検討の具体的内容 第1回実施委員会を事業開始直後に開催し、出席委員による事業計画要素の修正・追加・削除等の検討を行い、実施方針を決定する。
第2回実施委員会を事業終了前に開催し、事業成果のとりまとめに関して、必要な修正・追加・削除等の検討を行い、成果のとりまとめの方向性、普及・促進に関する諸決定を行う。
委員数 22人
開催頻度 2回開催
会議名② 審査委員会
目的
  • 開発した教育プログラムの有効性・国際通用性等を検証する
検討の具体的内容 教育プログラムの開発に携わったカリキュラムWGと教材WGによる自己評価に基づき、実証講座の講師および受講者による当事者評価の結果を参照しながら、教育プログラムの有効性・国際通用性を審査・評価する。
ただし、28年度事業においては、実証講座からのアウトプットはないので、中間的な審査を行う。
委員数 4人
開催頻度 1回開催
会議名③ 調査ワーキンググループ(WG)
目的
  • 本事業で実施する、「国際通用性をもった教育プログラムの開発および同プログラムの国際通用性を検証するために必要な事項の調査」の方針および具体的な方法の検討と、調査結果の精査を行う。
検討の具体的内容 予定している5つの調査(諸外国の高等職業教育の実態、諸外国のNQF等の実態、国内外のサロン内教育の実態、国内外のメーカー教育の実態、国内外のディーラー教育の実態)について、その具体的な進め方についてアドバイスを行う。
また、必要に応じて、調査に役立つ資料等の収集を支援する。
委員数 8人
開催頻度 2回開催
会議名④ カリキュラムワーキンググループ(WG)
目的
  • 開発する教育プログラムの要素のうち、カリキュラム、シラバスの作成について主導的な役割を果たす
検討の具体的内容 第1回のWGでは、キャリアフレームワークを精査し、これと見合った科目およびカリキュラム、シラバスの作成に関する方針を検討し、その検討結果をプロジェクト運営会議に示す。
第2回のWGでは、プロジェクト運営会議からアウトプットされたカリキュラム、シラバスについて精査を行い、必要に応じた調整を行う。
委員数 4人
開催頻度 2回開催
会議名⑤ 教材ワーキンググループ(WG)
目的
  • 開発する教育プログラムの要素のうち、指導要領、キャリアアセスメントツール、その他のツールの作成について主導的な役割を果たす
検討の具体的内容 第1回のWGでは、カリキュラムWGで示されたカリキュラム、シラバスの作成に関する方針を参照して、指導要領、キャリアアセスメントツール、その他のツールの作成方針・方法等を検討し、その検討結果をプロジェクト運営会議に示す。
第2回のWGでは、プロジェクト運営会議からアウトプットされた指導要領、キャリアアセスメントツール、その他のツールについて精査を行い、必要に応じた調整を行う。
委員数 4人
開催頻度 2回開催
会議名⑥ 講座ワーキンググループ(WG)
目的
  • 実証講座の実施に関わる諸事項の方針決定など、講座の実施に関する主導的な役割を果たす
検討の具体的内容  
委員数 未定
開催頻度 28年度事業では開催せず
会議名⑦ プロジェクト運営会議
目的
  • 実施委員会や各WGの指示に従い、キャリアフレームワークの構築、カリキュラム、シラバス、指導要領、キャリアアセスメントツール、その他のツールの作成を主導的に行う
    (事務局を軸に学校法人メイ・ウシヤマ学園に所属する教職員から構成)
検討の具体的内容 キャリアフレームワークについては、27年度事業までの構築分を精査すると共に、未構築の部分について具体的な検討を加えて完成させる。
その完成を受け、領域ごと・レベルごとに適切な科目設定(時間数、授業方法なども含めて)を行い、カリキュラムを作成する。
次に、カリキュラムの各科目についてシラバスおよび指導要領、キャリアアセスメントツールを作成する。
委員数 14名
開催頻度 毎週(原則的に木曜日)

実施する調査等(目的、対象、手法、調査項目の概要を記載)

題目

国際通用性をもった教育プログラムの開発および同プログラムの国際通用性を検証するために必要な事項の調査

目的

本事業は国際通用性のある教育プログラム開発が目的である。
したがって、「国際通用性」について、職業教育、キャリア教育、高等教育、社内教育、支援教育、生涯学修といった各観点からの開発・検証のために、これらの観点の国際的動向をとらえておく必要がある。
本調査は以上のような必要性から実施する。

対象

以上を根拠に、下図①~⑤を対象にした調査を実施する。
調査対象

①諸外国の高等職業教育の実態
②諸外国のNQF等の実態
③国内外のサロン内教育の実態
④国内外のメーカー教育の実態
⑤国内外のディーラー教育の実態

方法

①諸外国の高等職業教育の実態 および ②諸外国のNQF等の実態
Webサイトの探索を中心に調査。文部科学省ホームページの各資料なども対象とする。

③~⑤国内外のサロン内教育、メーカー教育、ディーラー教育の実態
国内は増保委員、蒲生委員等が所属するディーラーやメーカーの情報をもとに、海外については、中国は張委員、韓国は宋委員、台湾は蒋委員、ベトナムはゴック委員、インドネシアはミヤ委員からそれぞれ情報提供をいただき、これらの情報を起点としたWebサイト調査、各種文献・カタログ・パンフレット調査、ヒアリング調査等を実施する。

項目

①諸外国の高等職業教育の実態調査
国ごとに次の項目
基本的情報(人口、政治体制、面積その他:外務省ホームページから得られる範囲)、学校系統図、学校系統を説明できる項目、学校系統の上で「職業教育」に関わる部分を説明できる項目、職業教育を一般的に説明できる項目、職業教育に関わる統計的情報(学校数、学生数等)、高等教育(とりわけ職業教育)の質保証の実態を説明できる項目

②諸外国のNQF等の実態調査
NQF、NVQが制定されている国を検索し、制定機関、制定されている職業の一覧、美容業に関連する職業についてはその詳細(フレームワークの項目、レベル分け等)。
日本においてはNQFそのものがないので、職業能力評価基準(JAVADA)を調査対象とする。

③国内外のサロン内教育
対象としたサロンごとに、次のような項目で整理する。
 国名、社名、サロン名、創業年、店舗数、従業員数、教育方針・内容、教育・研修・講習会の名称や内容、昇格・昇給、スタイリストまでの年数

④国内外のメーカー教育
対象としたメーカーごとに、次のような項目で整理する。
国名、メーカー名、講座内容、授業形態、講師、開催日または開催頻度、時間、場所、受講料金、定員、領域、領域、明細、対象レベル、備考(「領域」、「レベル」は本事業のキャリアフレームワークに当てはめて設定)

⑤国内外のディーラー教育
対象としたディーラーごとに、次のような項目で整理する。
国名、ディーラー名、講座内容、授業形態、講師、開催日または開催頻度、時間、場所、受講料金、定員、領域、領域、明細、対象レベル、備考(「領域」、「レベル」は本事業のキャリアフレームワークに当てはめて設定)

開発する教育プログラム(又は教育カリキュラム)

①ビューティビジネスにおける中核的専門人材養成のための教育プログラム

開発する教育プログラム(又は教育カリキュラム)①

ア)名称

ビューティビジネスにおける中核的専門人材養成のための教育プログラム

イ)開発する教育プログラム(又は教育カリキュラム)の全体的な骨格

本事業では、平成26年度までに構築した「美容師のキャリアフレームワーク」を基にした「ビューティビジネスにおける中核的専門人材養成のための教育プログラム(以下、「教育プログラム」)」を開発する。
この教育プログラムの骨格は下記の通りである。

  • 養成人材像
    トータルビューティの各領域(ヘア、メイク、エステ、ネイル等)の中核的専門人材として、国際的に通用する技術、顧客満足度の高いサービス、生産性の高いサロンマネジメントの実践により、美容サロンのサービスレベルやブランド力向上に貢献できる人材
  • 構成
    教育プログラムは、養成人材像に合わせた「科目」の組合せ体系としてのカリキュラム、「科目」ごとの授業計画を示したシラバス、教員のための指導要領、学修成果を確認するためのキャリアアセスメントツール(シート、テスト)、その他のツールから成る。
  • 地域特性
    本プログラムは美容教育の技術移転を実現するグローバル化の観点から、国際通用性のあるものとして開発する。
  • サロン内教育との接続
    サロン内教育プログラムや経営人材育成プログラムの要素を採り入れたプログラムとすることにより、美容師免許を取得してから中核的専門人材となるまでの学修生産性を高める。

なお、美容師のキャリアフレームワークと、本事業で開発する教育プログラムの構成要素の関係は図に示す通りである。

キャリアフレームワーク

以上に示した教育プログラム開発に向けて、28年度と29年度に次の事業を実施する。

  • 28年度はカリキュラム全体およびすべての科目のシラバスを作成し、主要な科目の指導要領、キャリアアセスメントツール(シート、テスト)を作成する。
    また、国内およびアジア諸国のサロン内教育や職業高等教育機関、メーカー、ディーラーが実施する教育の実態を精査するとともに、国際的な資格枠組みを調査することによって、国際通用性の実現および検証の準備を行う。
  • 29年度は、28年度の調査結果を基に教育プログラムの各要素を調整するとともに、主要科目の実証講座を、わが国およびアジア諸国で実施し、教育プログラムの効果および国際通用性を検証する。

なお、本事業では特にレベル3以上の領域について、具体的な開発作業を行う

ウ)開発に際して実施する実証講座の概要

実証講座の対象者

  • ヘア、メイク、エステ、ネイル各領域のレベル3人材(レベル4に引き上げる)
  • ヘア、メイク、エステ、ネイル各領域のレベル4人材
    →レベル5(トレーナー)を目指す講座:技術マネジメント講座
    →レベル6(オーナー)を目指す講座:美容サロン経営講座

期間(日数・コマ数)

  • 日数:各講座とも2日間(12時間)
  • コマ数:各講座とも1コマを1.5時間相当として8コマ分
    →29年度事業において表のようなスケジュールを想定している。
    実証講座予定
    ※「未定」「海外」の部分は事業の実施過程で適切な場所を決定する。

実施手法

  • 技術の養成を目的とした講座は実習を中心に行う
  • マネジメント能力の養成を目的とした講座は講義及び演習を中心に行う

いずれの場合も、オンライン学修システム等の適切な運用を図り、学修生産性を高める

想定される受講者数
各講座20名、全12回の講座で最大240名を想定している。

受講者のうち就業、キャリアアップ、キャリア転換につながる者の目標人数
すべての講座が就業、キャリアアップ、キャリア転換につながる可能性をもったものであるが、具体的な形(就職・転職、上位資格取得)につながる者が半分以上、すなわち、120名以上となることを目標としたい。

エ)教育プログラムの有効性に関する検証手法の概要(職域プロジェクトAのみ)

検証の実施体制
本事業では、開発した教育プログラムの有効性・国際通用性等を検証するために、事業の実施委員会とは別に、美容教育に長年携わった専門家3名(全国美容講師会、日本パーマ協会、美容衛生同業組合からそれぞれ1名)、合計3名による審査委員会を組織化する予定である。
審査委員会は、教育プログラムの開発に携わったカリキュラムWGと教材WGによる自己評価に基づき、実証講座の講師および受講者による当事者評価の結果を参照しながら、教育プログラムの有効性・国際通用性を審査・評価する(ただし、28年度は実証講座からのアウトプットはなし)。

検証プロセスのインプットとアウトプット
審査委員会が審査・評価するための情報は表2の通りで、審査・評価の結果は、図のように、教育プログラムの要素(カリキュラム、シラバス、指導要領、キャリアアセスメントツール、その他のツール)ごとに、科目別の5段階評価および「優れた点」、「改善を要する点」の指摘から成るものとする予定である。

インプットされる情報

結果イメージ

検証のスケジュール
審査・評価のスケジュールは次のように予定している。

  • 11月末まで
    開発者による自己評価
    講師および受講者による当事者評価(実証講座のアウトプット)
  • 12月
    自己評価結果、当事者評価結果のとりまとめ
  • 1月
    審査・評価とその結果のとりまとめ

※ただし、28年度は自己評価結果のみを審査の対象とする。

「女性の学び直し」に対応した取組内容等(実施体制、プログラムの構成、環境配慮等)

美容師は女性のほうが多い職業であり、28年度事業において教育プログラムを開発する上で、特に、女性に配慮した内容を盛り込む必要性は少ない。
しかし、29年度事業で予定している講座の実施においては、女性特有の事情を考慮したスケジュール設定その他の配慮を行い、開発した教育プログラムの運用面における柔軟性を追求する。
そのための実施体制として、次のような取組を行う予定である。

実施体制

「リーブラ(港区男女平等参画センター)」を構成機関に加え、女性美容師のキャリアアップ、キャリア転換に配慮した講座を企画する。
また、受講者の募集においても、女性の学び直しに相応しい受講者を揃えるために同機関の協力を得る。
さらに、ハローワークにも同様の協力を働きかける予定である。

プログラムの構成

29年度に実施を予定している12講座のうちいくつか(具体的な数は未定)は、「女性の学び直し講座」として位置づけたプログラムとし、女性美容師のキャリアアップ、キャリア転換などを意識した運用を行う予定である。

環境配慮等

29年度事業で実施する講座のうち、「女性の学び直し講座」として位置づけた講座は、保育施設と連携し、子育て中の美容師を支援する取組を行う。
この取組を行うプロセスを記録し、環境配慮等に関する一般的な注意事項として整理し、女性の学び直し講座の普及の一助としたい。

事業実施に伴う成果物(教材、シラバス、達成度評価基準等。成果報告書を除く)

本事業で開発するプログラムは、美容師のキャリアフレームワークで定義したレベルごと・領域ごとのスキル・知識体系、学修ユニット、科目の情報を基にした、カリキュラム、科目ごとのシラバス、指導要領、キャリアアセスメントツール、その他のツールを要素とした教育計画である。
以上の要素のイメージは図のとおりである(点線の枠内が教育プログラムの要素)。

要素イメージ

本事業終了後(※)の成果の活用方針・手法

成果の活用方針

本事業内および本事業終了後の成果活用は次の三つの方針で臨む。

  1. 美容師のキャリアアップ/キャリアリフレッシュのための幅広い機会において、開発したプログラムの成果を活用する
  2. 1.を実現するために、インターネット上の事業サイトを通じた情報発信、成果報告書の配布等の活動によって普及を進める
  3. 事業サイトの活性化のために、海外も含めた美容サロン、教育機関のネットワーク化を進める

成果の活用方法

  • レベル1、2の教育プログラムは、一般的技術研修機会、美容専門学校、海外の教育機関、サロン内研修において活用できる
  • レベル3、4の教育プログラムは、上記に加えて、レベルのやや高い教育機会(サロン内や海外の教育機関における比較的高度な研修機会)において活用できる他、平成31年度に開学が想定される専門職大学においても活用可能である。
  • レベル5、レベル6に対応した教育プログラムは、サロン内における経営・管理面の研修や専門職大学院(経営系)で活用可能である他、先述の専門職大学においても活用可能である。
    また、これらの高等教育機関の設置基準を具体的に適用する上でも役立つものとなろう。

活用・普及のためのインフラ整備

海外の教育機関や美容サロンも含めた、また、国内においても全国的なレベルで活用・普及を図り、かつ、学修生産性の向上のためには、インターネットを活用した情報発信、オンライン学修等を可能にするインフラが必須である。
本事業ではその観点から、事業に関する外形的な情報発信や協力機関をネットワーク化するための事業サイト(27年度事業までの成果報告サイトを改編)を構築する。
29年度は、このサイトの中に、映像やアセスメント情報の管理機能を持ち、講座の進行と整合できる学修ページを加え、実証講座で活用実験を行う予定である。

活用イメージ

本年度事業と関連したこれまでの取組概要・成果及び本事業との継続性

取組概要

これまでの取組

本学では、平成24年度から26年度まで、「美容師のためのキャリアフレームワークと教育プログラムの構築およびその海外への普及」事業を進めるとともに、同期間において、ハリウッドビューティ専門学校が受託した「美容分野の専門人材の育成を支援する産学官連携コンソーシアムの組織」に参画した。

キャリアフレームワーク構築事業の総括

27年度までの事業の総括は下記の通りである。

  • 24年度は国際的に通用する美容師のキャリアフレームワークの全体枠組みを定義し、トータルビューティの各領域におけるスキル・知識項目を抽出した。
  • 25年度は、メイクの一部について、レベル1、2のスキル・知識項目を体系化し、レベル1、2の人材を対象にしたヘア・メイクのコアなスキル・知識を高める実証講座のテキスト、知識とスキルのアセスメントの仕組みを開発して、日本および中国で実施した。
  • 26年度は、レベル1、2のヘア、メイク、エステのスキル・知識体系を完成させ、メイクの学修ユニットおよび科目を定義した。実証講座は、25年度事業と同様の内容を韓国および台湾で実施した。
  • 27年度はヘアに特化してレベル3、4のスキル・知識項目を体系化し、そのコアなスキル・知識を高めるための教材、キャリアアセスメントを開発し、国内において、免許取得後間もない美容師と復職可能性の高い美容師を対象にした実証講座を実施した。

以上の結果、レベル設定、レベルごとのスキル・知識体系、キャリアアセスメント、教材の内容は妥当であることが確かめられた。
また、国民性の違いを考慮したアセスメントとするため、より客観的なキャリアアセスメントの仕組みの必要性が認識されたり、英語に由来するカタカナ文字が多い美容用語の意味を共通に理解する用語集の必要性が認識されるなどの課題が浮き彫りになった。

以上を踏まえ、28、29年度は次のような点を主眼とした、国際通用性のある中核的専門人材養成教育プログラム開発に取り組む。

  • 美容専門学校、サロン内教育プログラム、専門職大学院等の経営人材教育プログラム間の接続を円滑にするフレームワーク構築
  • レベル別スキル・知識体系の完成とそれに基づくすべての学修ユニット、科目の定義およびカリキュラムの完成
  • 中核的専門人材養成のための専門職高等教育機関に適用可能な科目のシラバス、指導要領、キャリアアセスメントツール等の作成

27年度事業までの経緯と28・29年度事業との関係

開発された教育プログラム(又は教育カリキュラム)の内容

27年度事業まで、本事業では「キャリアフレームワークの構築」を主眼に取り組んできたため、年度ごとに教育プログラムの構成要素を開発してきた。
その対象、概要、内容等を表に示す。

25・26年度事業

領域 ヘア及びメイク
レベル レベル3に対応した内容
対象 レベル1、2人材を想定
概要 顔型に応じたヘアスタイリングやメイクアップの基礎的技能の習得
成果物 既存テキスト(張委員執筆・出版)を用いたオリジナル資料
知識・スキルアセスメントシート
実証講座のカリキュラム 2日(1日目全日+2日目午前)
○1日目(講義と実演)

  • 顔型の種類、4本の基本線
  • 各顔型の印象と特徴、デザイン
  • 顔型によって似合う前髪
  • 顧客の要望と似合わせ
  • 実演
  • 知識およびスキルアセスメント

○2日目(実習と発表)

  • モデル対象に特徴把握と企画
  • ヘアスタイリング、メイク実践
  • 企画と結果の説明(発表)
  • 質疑応答
  • 講評
  • 知識およびスキルアセスメント

27年度事業

領域 ヘア
レベル レベル4に対応した内容
対象 レベル3人材を想定
概要 ヘアサイエンスとパーマケミカルの知識の底上げとその知識を活用したカット、パーマ、スタイリング技能の習得
成果物 パーマケミカルに関するオリジナルテキスト及び同分野に関するオリジナルテスト問題(解説付き)
知識・スキルアセスメントシート
実証講座のカリキュラム 1日(4.5時間)

  • スキルアセスメント(事前)
  • 知識確認テスト(事前)
  • ヘアサイエンスおよびパーマ
  • ケミカル講義・解説
  • カットデモンストレーション
  • カット実習
  • パーマデモンストレーション
  • パーマ実習
    (ブロー、スタイリング含む)
  • スキルアセスメント(事後)
  • 知識確認テスト(事後)
  • 講評・質疑応答など

実証講座の実施状況

平成25年度

タイトル 顔型に合わせたヘアスタイル・メイク
日付 平成25年11月11日~11月12日
場所 北京財貿職業学院(中国)
受講者 北京財貿職業学院広告芸術学院 人物形象設計コースに在籍する2年生(21名)及び3年生(12名)
講師 張 芳茵、易 傑他
実施内容 1日目(講義→実演)
2日目(実習→発表)
(カリキュラム通り)
実施結果 知識・スキルアセスメント、いずれの面からも大きな教育効果が認められた。
また、受講者、講師、アセッサーによる講座の評価も極めて高い評価結果であった。

タイトル 顔型に合わせたヘアスタイル・メイク
日付 平成25年11月28日~11月29日
場所 ハリウッドビューティ専門学校
受講者 ハリウッドビューティ専門学校に在籍するトータルビューティ科ビューティアドバイザーコース1年生(29名)、美容科 高度専門課程3年生(10名)及び4年生(8名)
講師 張 芳茵、津久間由美他
実施内容 1日目(講義→実演)
2日目(実習→発表)
(カリキュラム通り)
実施結果 知識アセスメント、スキルアセスメント、いずれの面からも大きな教育効果が認められた(中国のほうが高い評価であった)。
また、受講者、講師、アセッサーによる講座の評価も極めて高い評価結果であった。

平成26年度

タイトル 顔型に合わせたヘアスタイル・メイク
日付 平成26年9月23日~9月24日
場所 新竹光復高級中学(台湾)
受講者 新竹光復高級中学トータルビューティ科に在籍する2年生18名及び3年生18名、合計36名を対象
講師 張 芳茵、蒋 曼文他
実施内容 1日目(講義→実演)
2日目(実習→発表)
(カリキュラム通り)
実施結果 知識・スキルアセスメント、いずれの面からも大きな教育効果が認められた(4カ国で最も高い)。
また、受講者、講師、アセッサーによる講座の評価も極めて高い評価結果であった。

タイトル 顔型に合わせたヘアスタイル・メイク
日付 平成26年10月23日~10月24日
場所 東元大学(韓国)
受講者 東元大学のビューティデザイン系列に在籍する1年生30名を対象
講師 張 芳茵、宋  英他
実施内容 1日目(講義→実演)
2日目(実習→発表)
(カリキュラム通り)
実施結果 知識アセスメント、スキルアセスメント、いずれの面からも大きな教育効果が認められた。
また、受講者、講師、アセッサーによる講座の評価も極めて高い評価結果であった。

平成27年度

タイトル ヘアサイエンス&パーマケミカル学び直し
日付 平成27年11月25日、12月9日
場所 ハリウッドビューティ専門学校
受講者 ハリウッドビューティ専門学校美容科高度専門課程に在籍する3年生及び4年生、合計14名
講師 斎藤 要、佐藤 友彦
実施内容 カリキュラムに示した通り。
ただし、カット・パーマの実習をそれぞれ2回行った
実施結果 知識・スキルアセスメント、いずれの面からも大きな教育効果が認められた。

タイトル ヘアサイエンス&パーマケミカル学び直し
日付 平成28年2月3日
場所 株式会社ガモウ スタジオ
受講者 何らかの事情で美容師としての実務から離れていた社会人受講者。公募の結果3名が受講した。
講師 斎藤 要、佐藤 友彦
実施内容 カリキュラムに示した通り。
ただし、社会人のみを対象としていることから、実習は1回ずつで1日にまとめた。
実施結果 知識アセスメント、スキルアセスメント、いずれの面からも大きな教育効果が認められた。

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